某脱毛器のレビュー
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かねてから欲しかった脱毛器が家にやってきたのは2015年8月頭のことでした。脱毛器、で検索すると大体一番上に出てくる、広告がメッチャクチャ怪しい、あの、身も蓋もないネーミングのあれです。死ぬほど怪しいのですが、信頼できる友人が所持しており「効果ある」と言っていたので決断した次第でした。
で、それから一年近く、時々使っていく中で、毎回使用感や雑感などの簡単なメモをとっていました。当初は商品レビューを書いたら追加でなんかもらえるとのことでその材料とするためでしたが、ちゃんと書くとえらい長大になりそうなのと、その何かもらえるブツが特に必要ないのと、そもそもレビューとか意識せず好き勝手に書きたくなったので、今回はあくまで“自主的な感想”として、メモを参照しながらレビューを書いてみようと思います。
はじめに、結論から述べるのですが、一応効きます。そしてちょっと面倒くさいです。
最初は熱意もあってきちんとやるのですが段々ペースがあいてくると部位によっては毛が復活し始めるので、ああ、やらなければ、となって、それでやったらしばらく減少しますし、またサボったら生えてくるので、少なくとも短期的な効果については疑う余地がないです。
ちょっと面倒くさい点、ですが、機器の準備そのものは実に手軽です。電源を入れればもういつでもいけます。事前に剃っておく必要はありますが日常の範囲内です。付属の保冷剤(本当によくあるスーパーで貰えるような小さな保冷剤)もありますが、それよりも氷嚢か小さめの氷枕みたいなものを用意するのがいいです。最初は100均の氷嚢(ピンクの花柄)を使いましたが、水が漏れるようになってきたので1000円位するちゃんとした氷嚢を買いました。照射前に部位を冷やして、照射後にまた冷やすため必須です。
何がもっとも面倒かというと、私は家族と暮らしているのですが、基本的には誰にも干渉されない時間帯・空間をきちんと確保できない場合が多いので、使うタイミングが限られます。たとえば小さなお子さんがいらしたりペットがいる場合などは、その使用機会はかなり限られるか、わざわざ作り出さなくてはならないです。照射される光は直視すると大変まぶしいのでお子さんやペットがいる空間での使用は避ける必要があります。
この点で“安く脱毛できるならと思って買ったものの結局使わない(使えない)“可能性が出てくるので、だったら何倍かお金はかかるでしょうけど確実な医療レーザーでも行ったほうが全然いいです。一人暮らしで時間もあって、そんなにお金はないけどやってみたい…くらいでしたら、ためす価値はあります。気が向いたときにパッとやれるのであればいいですね。落ち着いて使える環境が大事ということです。
現時点での私の使用部位は、ひげ、脇、胸部~腹部にかけて、下腹部とその周辺、腕と指、足の親指、くらいですが、所要時間は準備を入れても全部で1時間くらいです。音楽でも流しながらゆっくりやります。脱毛器の蓋の内側が鏡になっていますが小さくてしかも少し歪んでいるので、別でスタンドミラーなどを用意したほうがいいでしょう。
この脱毛器はフラッシュ脱毛器と呼ばれる種類のもので、範囲で照射される光が黒い部分に強く反応します。ですので体毛が黒くない場合などは効果が薄く、肌は色白だと理想的です。肌が黒い部分に高レベルで照射すると熱さや痛みを感じるのでレベルを調整していますが、これだと効果が薄いと思います。
照射レベルは10段階あり、低レベルではちょっとした連射もできるようです。肌が弱い場合などはいいかもしれませんが私は未使用。買うきっかけとなった友人は「いつもレベル10」と言っていたので基本は最強の10で使っています。私の場合は顔と、あと下腹部の特に色黒な箇所のみダメージを考慮してレベルを少し下げています。7か8ですね。あとこれは非推奨の使い方ですが、特に頑固な部分のみピンポイントで時間をあけてダメ押しで2回目の照射をします。1回だけと比べたらめちゃくちゃ効く。やるのは肌が強い部分に限ります。
先述しましたが、照射する一瞬はとてもまぶしいです。脱毛器にはサングラスも付属していて目の保護のため必ず装着するよう書いてありますが…サングラスをすると自分の毛穴がよく見えなくなったりしてイマイチでした。照射の瞬間にきちんと目線を外せば問題ないです。(当初は全裸でサングラスだけしている自分がスタンドミラーに写っているものですから本当にひどい有り様でしたね)
また照射した部位に産毛などが残っていると光によって溶けた毛が脱毛器の照射部に少しずつこびりつくので、普通に使っているだけでもちょっとずつ照射面が汚れてきます。これらを、誤照射を避けるため一度電源を切ってから(※重要)ちょいちょい拭かないと光にムラができそうなのでやったりします。こういうのは使ってるうちに段々わかるんですが…ひょっとして説明書にも書いてあるのかもしれない。記憶には無いんですけど。
こちらはたしか説明書に書いてあったんですが、この脱毛器はそもそも「日々の剃毛等による負担を和らげるため」使うものです。完全に、永久的に脱毛できる機械ではおそらくない。使用前と比べて明らかに以前よりも毛が弱々しくなり、剃るペースが減ったりその際の手間や肌への負担がかなりラクになる、それ以上はあまり期待しないほうがいいかもしれません。それくらい生えようとしてくる毛のパワーは強く、侮れません。私の場合強いのはひげと、あと下腹部あたりですので、まあ根気よくマイペースにやっつけていければというところです。短期決戦やさらなる永久的な毛の滅亡を望むなら、やはり店舗で盛大にお金をかけるしかないのが実情です。
まとめます。
・落ち着いて使える空間・時間がきちんと確保できる状態にある
・肌が極端に焼けていたり色黒などではなく、また体毛が黒い
・あくまで完全なる毛の根絶ではなく日々のケアの緩和として用いる
これらをある程度満たしていれば、私はすでに効果を実感していますのでとりあえずおすすめできます。使用の目安は2週間に一度ということですが、サボりがちな私が月1ペースくらいですので多少のめんどくさがりでもなんとかいけるとは思います。それでも自分でやるのは自室でリラックスしてできる反面(誰かにやってもらえたらな~…)とも思います。たとえば理解のあるパートナーがいれば手が届かない背中とかをやってもらったり、お互いにやるのもいいかもしれませんね。共用するのに抵抗がないご家族でしたらコストもそのぶん下がりますし。
でも女性の場合は全身脱毛であっても元の需要が多く競争が激しいので、お外でやってもらうのも分が悪くないと思うので女性にはあんまりおすすめしないでおきます。ひげ以外の部位を積極的に絶やしていきたい男性には出せる予算によって大きく選択肢が限られるのが現状ですので、その点では“鼻の穴から下の毛は全部いらなくて富には欠けている”私にはひとまず最初のステップとしては正解だったように思います。
あとガチの医療脱毛はメチャクチャ痛いとの話を聞きますので、エーッどうしても痛いのヤダ…でも麻酔してまではさすがにちょっと…な方にも入口としてはいいかもしれません。私も肌が強い方ではありませんが、ちゃんと使うぶんには全然痛くないので。
最後になりますが、ご自分の目的・環境・体質・予算等さまざまなことを考慮した上で、中にはこういう選択肢もあるよ~くらいの感じでご検討するのがいいと思いますね。おわります。
レッツ・パイパン~~!!!!
で、それから一年近く、時々使っていく中で、毎回使用感や雑感などの簡単なメモをとっていました。当初は商品レビューを書いたら追加でなんかもらえるとのことでその材料とするためでしたが、ちゃんと書くとえらい長大になりそうなのと、その何かもらえるブツが特に必要ないのと、そもそもレビューとか意識せず好き勝手に書きたくなったので、今回はあくまで“自主的な感想”として、メモを参照しながらレビューを書いてみようと思います。
はじめに、結論から述べるのですが、一応効きます。そしてちょっと面倒くさいです。
最初は熱意もあってきちんとやるのですが段々ペースがあいてくると部位によっては毛が復活し始めるので、ああ、やらなければ、となって、それでやったらしばらく減少しますし、またサボったら生えてくるので、少なくとも短期的な効果については疑う余地がないです。
ちょっと面倒くさい点、ですが、機器の準備そのものは実に手軽です。電源を入れればもういつでもいけます。事前に剃っておく必要はありますが日常の範囲内です。付属の保冷剤(本当によくあるスーパーで貰えるような小さな保冷剤)もありますが、それよりも氷嚢か小さめの氷枕みたいなものを用意するのがいいです。最初は100均の氷嚢(ピンクの花柄)を使いましたが、水が漏れるようになってきたので1000円位するちゃんとした氷嚢を買いました。照射前に部位を冷やして、照射後にまた冷やすため必須です。
何がもっとも面倒かというと、私は家族と暮らしているのですが、基本的には誰にも干渉されない時間帯・空間をきちんと確保できない場合が多いので、使うタイミングが限られます。たとえば小さなお子さんがいらしたりペットがいる場合などは、その使用機会はかなり限られるか、わざわざ作り出さなくてはならないです。照射される光は直視すると大変まぶしいのでお子さんやペットがいる空間での使用は避ける必要があります。
この点で“安く脱毛できるならと思って買ったものの結局使わない(使えない)“可能性が出てくるので、だったら何倍かお金はかかるでしょうけど確実な医療レーザーでも行ったほうが全然いいです。一人暮らしで時間もあって、そんなにお金はないけどやってみたい…くらいでしたら、ためす価値はあります。気が向いたときにパッとやれるのであればいいですね。落ち着いて使える環境が大事ということです。
現時点での私の使用部位は、ひげ、脇、胸部~腹部にかけて、下腹部とその周辺、腕と指、足の親指、くらいですが、所要時間は準備を入れても全部で1時間くらいです。音楽でも流しながらゆっくりやります。脱毛器の蓋の内側が鏡になっていますが小さくてしかも少し歪んでいるので、別でスタンドミラーなどを用意したほうがいいでしょう。
この脱毛器はフラッシュ脱毛器と呼ばれる種類のもので、範囲で照射される光が黒い部分に強く反応します。ですので体毛が黒くない場合などは効果が薄く、肌は色白だと理想的です。肌が黒い部分に高レベルで照射すると熱さや痛みを感じるのでレベルを調整していますが、これだと効果が薄いと思います。
照射レベルは10段階あり、低レベルではちょっとした連射もできるようです。肌が弱い場合などはいいかもしれませんが私は未使用。買うきっかけとなった友人は「いつもレベル10」と言っていたので基本は最強の10で使っています。私の場合は顔と、あと下腹部の特に色黒な箇所のみダメージを考慮してレベルを少し下げています。7か8ですね。あとこれは非推奨の使い方ですが、特に頑固な部分のみピンポイントで時間をあけてダメ押しで2回目の照射をします。1回だけと比べたらめちゃくちゃ効く。やるのは肌が強い部分に限ります。
先述しましたが、照射する一瞬はとてもまぶしいです。脱毛器にはサングラスも付属していて目の保護のため必ず装着するよう書いてありますが…サングラスをすると自分の毛穴がよく見えなくなったりしてイマイチでした。照射の瞬間にきちんと目線を外せば問題ないです。(当初は全裸でサングラスだけしている自分がスタンドミラーに写っているものですから本当にひどい有り様でしたね)
また照射した部位に産毛などが残っていると光によって溶けた毛が脱毛器の照射部に少しずつこびりつくので、普通に使っているだけでもちょっとずつ照射面が汚れてきます。これらを、誤照射を避けるため一度電源を切ってから(※重要)ちょいちょい拭かないと光にムラができそうなのでやったりします。こういうのは使ってるうちに段々わかるんですが…ひょっとして説明書にも書いてあるのかもしれない。記憶には無いんですけど。
こちらはたしか説明書に書いてあったんですが、この脱毛器はそもそも「日々の剃毛等による負担を和らげるため」使うものです。完全に、永久的に脱毛できる機械ではおそらくない。使用前と比べて明らかに以前よりも毛が弱々しくなり、剃るペースが減ったりその際の手間や肌への負担がかなりラクになる、それ以上はあまり期待しないほうがいいかもしれません。それくらい生えようとしてくる毛のパワーは強く、侮れません。私の場合強いのはひげと、あと下腹部あたりですので、まあ根気よくマイペースにやっつけていければというところです。短期決戦やさらなる永久的な毛の滅亡を望むなら、やはり店舗で盛大にお金をかけるしかないのが実情です。
まとめます。
・落ち着いて使える空間・時間がきちんと確保できる状態にある
・肌が極端に焼けていたり色黒などではなく、また体毛が黒い
・あくまで完全なる毛の根絶ではなく日々のケアの緩和として用いる
これらをある程度満たしていれば、私はすでに効果を実感していますのでとりあえずおすすめできます。使用の目安は2週間に一度ということですが、サボりがちな私が月1ペースくらいですので多少のめんどくさがりでもなんとかいけるとは思います。それでも自分でやるのは自室でリラックスしてできる反面(誰かにやってもらえたらな~…)とも思います。たとえば理解のあるパートナーがいれば手が届かない背中とかをやってもらったり、お互いにやるのもいいかもしれませんね。共用するのに抵抗がないご家族でしたらコストもそのぶん下がりますし。
でも女性の場合は全身脱毛であっても元の需要が多く競争が激しいので、お外でやってもらうのも分が悪くないと思うので女性にはあんまりおすすめしないでおきます。ひげ以外の部位を積極的に絶やしていきたい男性には出せる予算によって大きく選択肢が限られるのが現状ですので、その点では“鼻の穴から下の毛は全部いらなくて富には欠けている”私にはひとまず最初のステップとしては正解だったように思います。
あとガチの医療脱毛はメチャクチャ痛いとの話を聞きますので、エーッどうしても痛いのヤダ…でも麻酔してまではさすがにちょっと…な方にも入口としてはいいかもしれません。私も肌が強い方ではありませんが、ちゃんと使うぶんには全然痛くないので。
最後になりますが、ご自分の目的・環境・体質・予算等さまざまなことを考慮した上で、中にはこういう選択肢もあるよ~くらいの感じでご検討するのがいいと思いますね。おわります。
レッツ・パイパン~~!!!!